さつきGW、自宅軟禁を強いられる空模様。「退屈」と思える今の境遇と炬燵に感謝して、八ヶ月先までの旅行計画やYouTube鑑賞で午後を流している。メーデーと聞いちゃ早めに風呂と晩酌を甘えて、引っ張り出した掛け布団にすたこら潜ってもバチは当たるまい。その分「憲法・みどり・こども」どれか一日はバッチシ労働者をやらせてもらいまっせ!


ほっ! 田植えが終わったよ。しかも例年よりも一週間はやく、ご覧のとおり。せめて畑だけは人任せでなく、と耕運機にムチを打った。ご褒美の昼呑み、久しぶりに「あ〜じゃねぇ、こ〜じゃねぇ」と平均73歳が安酒を傾けた。季節は今がサイコー、香り豊かな庭がこのGWを盛り上げてくれている。問題はこの後、垣根の枝切り、空き地と農道の草刈り、蜂や蛇それにクモの巣との格闘が控えている。もっとヤバイのが可愛い子や孫のこれからだ。日経4万円やドル155円の先に待ち構えている「日本売り」の筋書きとどう対峙していけばいいのか?


東日本大震災13年、30回を数える親父の命日、先輩を施設に見舞い久々の居酒屋へ。あれこれ3月を乗り越えて、新年度が動き始めた。例年さくら散るこの時期、しかし今年は違う。やっとこさ「一分」、春休みの公園は遊ぶ子供も居ない。股引きを脱いで好物の冷やし中華をすすりながら送られた孫の卒園写真を拝む。今年も想った。このさくら、あと何回見れるのだろう…と。

一寸先は闇、そのために出費を抑え健康にも努める。「確かに」と縦に振る首を、止めた。だって長生きするのが目的ではなく、楽しむための人生だべぇ。そんな啖呵を切って動いた先は北陸、新幹線・敦賀延伸による混雑前に「応援フリーきっぷ」で地酒をナメる魂胆。初日の福井市は氷雨と日曜で当てが外れ、その分つぎの富山市でウキウキ銘酒三昧、方や金沢市では日本酒バルが定休と知る。藤子不二雄の氷見市(富山)では倒壊危険度判定の貼紙、液状化による亀裂道路など散見。濃淡の地域差、運に縁にタイミングも防災と知る。